期待値効用最大化

期待値効用最大化株式投資に役立つ心理学a0960_003792

進学や就職、結婚など。私たちは人生で大きな決断を迫られるときがあります。

どちらの選択が正しかったのかは、あとになってみなければわかりません。いや、あとになってもわからないことの方が多いくらいです。

私たちはこのような不確かさの中で、道に迷いながらも最適な決断を下そうとしているのです。

意思決定とは

標準経済学で前提とされている経済人のように、超合理的なロボット人間であれば、常に正しい選択をすることができるでしょう。

でも感情を持つ生身の人間である私たちには、それはとても難しいことです。

意思決定とは、ある目標を達成するために複数の選択肢の中から最適なものを選ぶ行為のことをいいます。

ここでは実際に、意思決定がどのようなプロセスを経て行われていくかを説明していきます。

確率と効用

意思決定の際に重要となる概念が、確率と効用です。

ここでいう確率は、可能性を数値化したもの。
効用は満足感と言い換えるとしっくりくるかもしれません。

もし確率と効用がわかれば、正しい意思決定を行うことができます。
確率と効用を掛け合わせて、期待効用が最大になるような選択をすればよいのです。

しかし、実際はそう単純にはいきません。

発生確率が不明で計算できない場合や、効用を数値として表せない場合があるからです。

宝くじの当選確率は正確にわかりますが、明日地震が起きる確率はおおよそしかわかりません。
満足感は主観的な判断なので、数値化することは難しいでしょう。

ですから現実の選択では、確率はアバウトにしかわからず、効用も明確でないことがほとんどです。

効用関数

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【例】
A)無条件で10万円もらえる
B)50%の確率で10万円もらえる

お金なんて欲しくないという特殊な人を除けば、迷うことなくA)を選択するでしょう。

それぞれの期待値は以下のようになります。

A)10万円×100%=10万円
B)10万円×50% =5万円

わざわざ計算するまでもなく、A)の方が期待値が高いので得られる効用も大きくなります。

ちなみにもらえる金額と効用は、比例関係にありません。
経済学で効用関数といい、無差別曲線を描きます。

例えばもらえる金額が10万円から20万円になった場合。
収入や貯蓄、価値観などによって人それぞれ異なるでしょうが、おおよそ得られる効用は2倍くらいでしょう。

少なくとも10万円よりも、20万円の方が嬉しいと感じる人がほとんどだと思います。

しかし、もらえる金額が100億円と200億円だった場合はどうでしょう?

「どっちでもいいから早くくれ!!!」
こんな感じではないでしょうか(笑)

金額が大きすぎて実感がわかないですが、100億円が200億円になっても、得られる幸福感ってあまり変わりませんよね。

不確実性下における意思決定

先にあげた例のように、確率と効用がわかれば選択にさほど悩むことはありません。

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しかし効用はマイナスになることもあります。

好きな異性に告白して、必ずOKをもらえるとは限りません。
フラれるというリスクも伴うのです。

告白が成功する確率を正確に導き出すことは不可能。
相手の態度や言動から、たぶんOKだろうといった大雑把な推測しかできません。

また、OKをもらえたときの嬉しさや、失恋したときのショックの度合いを測ることもできません。
フラれたけど案外平気だった、なんてことはよくあることです。

ですから私たちは意思決定を行う際には、リスクとリターンを天秤にかけて、自分にとってもっとも好ましいと思われる選択をするのです。


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「期待値効用最大化」への14件のフィードバック

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